お砂糖ひとさじ

同性カップルの妊活の記録

考えるな感じろ

 

妊活を始めるまで、自分のカラダの女性的な面には無頓着だった。

基礎体温なんて、もちろん気にしたことが無かったし。

しかし測りだしてみたら、これがなかなか面白い。

 


体温の変動に合わせて、カラダや心が動いていく。


気持ちをリラックスさせる幸福ホルモンの『セロトニン』が、卵胞ホルモンのエストロゲンと、黄体ホルモンのプロゲステロンの影響を受けるから、気分まで変わってくるのね。

ホルモンってスゴいわ〜。


興味がわいて他にも調べてみたら、排卵時に「排卵痛」という痛みを感じる人がいるらしい。
 痛みの表現は人それぞれで、下腹部を針でチクチク刺したような痛みとか、生理痛のような鈍痛とか、いろいろ。


あんまり記憶にないなぁ…

 

今までは排卵ダービーの予測がアプリと体温頼みだったので、いつ排卵してるのか、いまいち分からなかった。

しかし今回は病院のエコーで確認して、『今日中には排卵するね。』と言われたので、これは排卵痛を確認する絶好のチャンス!!


夏休みの自由研究よろしく、ドキドキしながら腹に神経を集中させていた。


病院から帰ってきて家事をやっている間も、

夕飯を食べている間も、

 

セミの脱皮を見守る小学生ぐらいソワソワしていたのだけど、いっこうに何も感じない。。


もしかして、知らない間に排卵しちゃったのか?


それとも、まだ排卵してないのか?


布団に入ってからも、少しでもフォースを感じようと精神を研ぎ澄ませる私。


そして、即寝落ち。

 

 


が、たぶん深夜。そいつは急にやってきた。


夢うつつに(あれ?なんか痛いぞ…)という感覚。下腹部の右側あたりがチクチクする!


そういえば、先生が右の卵巣にタマゴがあるって言ってたなぁ。


これか!!これなのか!!!

時間にしては数秒〜数十秒だったと思う。

 


フォースを感じた。(たぶん)

なかなか稀有な体験でした。


中には耐えられないほどの痛みや吐き気、腰痛が出る人もいるらしいので、人間のカラダって神秘。

 


タマゴを生むのも大変ってことね〜。