お砂糖ひとさじ

同性カップルの妊活の記録

ハート型の子宮

 

卵管造影検査後、はじめてのタイミング。

 

検査後の半年は妊娠しやすくなるボーナスステージがあるみたい。

それくらいのご褒美がないと、あの痛みが報われないわ。


ビビりなので、検査前はネットで情報を見ないようにしてたの。
後から検索してみたら、何人に1人は痛みで検査を断念するって書いてあった。


ギブできたのか…

早く言ってくれ。

 


二度とやりたくない検査ではあるけれど、分かったことがいろいろとあった。

 

私、生理痛がとても重くて、鎮痛剤がないと身動きできなくなるレベル。婦人科にかかっても特に問題が見つからず、長年の謎だった。


今回、造影検査で子宮の形がかなり珍しいことが判明。

『双角子宮』ってものらしい。

平たく言えば、子宮奇形の一種なので、これが生理痛が重い原因だった。


普通は逆三角形の形のものが、上部がくびれてハート型になってるのね。

卵管造影が大変になったのは、この形のせいだったようだ。


双角子宮自体が不妊の原因にはならないみたいだけど…
着床場所によっては流産のリスクが大分高い。

 


コレ普通だったら凹みそうな話だなぁ。


でも、我われは(カラダは)♀同士のカップル。子宮も卵も2倍なのだ。


子宮にもスペアがいるので、いざとなったら『子宮交代』をレフリーに申し出れば良い。

スゴく気が楽だわ。

 


まあ、双角子宮でも無事に妊娠・出産されている方もたくさんいるしね〜。

そして、自分の身体を知るって、なかなかに面白い。


奥さんはどうか分からないけど、この前の大ゲンカと家族会議以来、妙に晴れ晴れとした気持ちになった。

 

私にはチャンスがあって、それに一緒に挑んでくれる人がいる。それで十分じゃないか。

 


散歩中、聴いていた曲の歌詞が、ふと気になって調べてみたら、いまの気持ちにピッタリだった。

 


グダグダ悩むのは止めて、立ち向かおう。

これまでも、これからも。

 

Carry On Wayward Son カンサス(Kansas)