体外受精1回目の結果
予想どおりではありましたが、結果は陰性。
残念だけど仕方がない。
途中で着床出血のような出血があったり、フライングでは二度ほど薄〜く陽性が出たりしていたので、もしや?と思ったけど、まあそんなに甘くないわな。
奥さんはもれなく凹んでいたけど、私は卵子全滅のときほど衝撃はなかった。
やっぱり自分の腹を離れたからだろうか…?
今回は陽性の兆しがある度に、コロナ感染をどう防ぐかとか、もし流産した場合の対応とか、脳内会議が忙しすぎて疲れていたので、結果がでて残念なのと同時に、ドッと肩の荷が降りた感じも否めない。
それでもやはり、通院や服薬をがんばっていた奥さんが涙ぐむのを見るのは辛い。
ドナーファミリーにも結果を報告して、あたたかい言葉をもらった。
妊活中、悲しいときも辛いときも、私たちだけではなくドナーファミリーがいてくれることは本当に心の支えになった。
2人だったら早々にギブアップしていたかもしれない。
『今日、駅で遠くからリョウを見かけて、やっぱり私は君の子を産みたいって思ったよ。』
そんなふうに話す奥さんの夢に寄り添える時間には限りがあるかもしれないけど、だからこそ、楽しい気持ちもドキドキも悲しい思い出も、すべて大事にしたい。