精子バンク
先週末 とても行きたいセミナーがあったのだけど、お宮参りとバッティングしちゃって断念。
デンマークの精子バンク Cryos の会長が来日して、LGBT 向けに講演をしたのです。
NOWな話題だけに、聞いてみたいことも沢山あったから行きたかったな。
以前は日本にも精子バンクがあったら便利だなぁと思ってた。
後ぐされないし、そもそも父親を必要としているわけじゃないから、遺伝的な情報や容姿や能力だけ分かれば十分だなって。
でも、トライを続ける中で、精子提供についての考え方は大きく変わった。私も奥さんも。
もし、いま日本で精子バンクができたとしても、私たちは利用しないだろう。
もし我われが頼んだら、弟は精子提供を了承するかもしれないけど、それもするつもりはない。
なぜならドナーファミリーが私たちにとって、それだけ大きな存在だからだ。
仮に、妊娠にドナーチェンジが必要になったとしても、それなら妊活は終わりで悔いはない。
この人たちとだから、家族になりたい。
この人たちとなら、新しい生命を育んでみたい。
そう思うようになった。
いやもう赤ちゃんが生まれようが、生まれまいが、親戚なんじゃないかと感じてる。
だって毎月、私のお腹にいるかもしれない子について考えてくれるんだよ。
これがファミリーじゃなくて、何なのか 。
ドナママさんの「大家族でBBQをしたい!」って夢に加えて、「旅の終わりには皆んなで温泉旅館に泊まって、夜は宴会でかくし芸大会をしたい」っていうのが私の目下の野望。