ロッキー

【注意】

映画『ロッキー』のネタバレを含みますので、まだ見ていなくて知りたくない方は読まないでください。

3回目のトライも妊娠せず、でした。

もちろん針の穴の確率なのは分かっているし、普通だって3回で妊娠したら、逆にスゴイなと思うのだけど。

1回がかなり印象的なので、こんなにやってるのにな〜って気がしてしまう。

生理がくる度に、1ラウンド終了のゴングが鳴って戻ってくる、ボクサーみたいな気分になる。

3分の試合で、1分のインターバル。

タイムリミットのある中で、セコンドと相談して、つぎの闘い方を考える。

主席セコンドの奥さんは、ケガをして世界を狙えなかった元ボクサーみたいな心境だと思う。

他の妊活ブログをみると、それこそ、血みどろの闘いをくり広げている人もたくさんいるから私なんぞまだまだだけど、ボディーブローが地味に効く。

ボクシングといえば、この前、久しぶりに『ロッキー』を見た。

ロッキーとチャンピオン・アポロとの伝説の死闘。

ラストはロッキーの判定負けだったことを忘れていて、ちょっと驚いた。

でも、試合の勝ち負けでは語れない、この清々しさ。

定職にもつけず、字もろくに読めない、ドン底人生の三十路男が、再起をかけて闘ったのは、世界チャンプではなく、自分自身だったのだなぁ。

若くて失敗が許される頃には分からなかった感動が、そこにあったわ。

私も私のリングで、納得のできる試合をしよう。